スノーピーク 初心者用テントで5年ぶり新商品

2023/01/17 11:00 更新


自然になじむグレーを採用。初心者でも設営しやすくした(Mサイズのタープセット)

 スノーピークは5年ぶりに初心者用テントを出す。キャンプ人口の増加とスタイルの多様化に合わせ、既存のエントリーモデルとは異なる商品を開発。新規客開拓をてこ入れする。

 名称は、大地の巣を意味する「ランドネスト」。新作テントは、18年の「ヴォールト」以来。これまでエントリー向けの幕体はベージュだったが、グレーベースに刷新した。アウトフレーム構造でメインに逆Y字型ポールを採用するなど、設営のしやすさや居住性にも配慮した。Mサイズのテントタープセット(税込み8万300円)は5月、Sサイズ(7万7000円)は7月に発売する。

 22年1~9月の初心者向け商品の売上高は15億5300万円で、前年同期比24.7%伸びた。ただ7月以降は新規キャンパー向けの高単価品の販売が減少し、単価が下がった。定番の「アメニティドーム」と「エントリーパックTT」に代わる主力品として訴求し、売り場の活性化を目指す。



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