オーエスシーディストリビューション「ラカイ」 “スケボーの神”のシューズ
オーエスシーディストリビューション(東京)は、総代理店を務める米スケートシューズブランド「ラカイ」の20年春夏物で、世界的に有名なスケーター、トニー・ホーク氏のシグネチャーシューズを販売する。同氏は〝スケートボード界の神〟とも呼ばれ、51歳になった現在でもスケーターとして活動している。
アウトソールやスエードのアッパーなど、すべてのパーツに「ブランド史上最高の素材」を使用しているといい、耐久性やグリップ性に優れる。タンとアッパーが一体となっているためホールド感も高い。ホワイト×ライトブルー、ブラック×ライトグレー、パープル×ブラックがあり、1万3000円。サイズは0.5センチ刻みで23~30センチ。レザー不使用のビーガンモデルや17~24センチのキッズラインもある。

このほか、米スケーター、ポール・ロドリゲス氏のプライベートブランド「プリミティブ」では、ナイロンやコットンポプリンを使ったセットアップを拡充する。シャツとショーツの上下だけでなく、帽子やベルト、靴下などの小物も同柄で揃える。プルパーカ1万円、シャツ7800円、ショーツ7800円など。
ラカイ、プリミティブともに販路はスポーツ専門店やプロショップで、店頭投入は20年3月を予定する。

チャーリー「アルタモント」 TMペイント氏のイラスト
チャーリー(東京)は、米スケートボードブランド「アルタモント」の20年春夏物で、日本人イラストレーターのTMペイント氏と協業した半袖Tシャツを販売する。
アルタモントは06年にロサンゼルスで誕生したブランドで、ロックテイストかつ細いデザインが特徴だ。今回の協業では、27歳で亡くなった3人のアーティスト、カート・コバーン、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンをモチーフにした作品をプリントした。それぞれ1人ずつと、3人を集めた4柄で、サイズはS~XLの4種。綿100%の丸胴仕様で、4800円。20年2月下旬からプロショップを中心に販売するほか、直売イベントを開催する予定だ。

また、同社が代理店を務めるカナダ発のアンダーウェアブランド「マイパッケージ」は、20年に投入する商品から「ベニス」に改称する。13年にスノーボーダーが設立したブランドで、股間を包み込む立体設計のポケット部分「マイパッケージテクノロジー」が快適なはき心地を生む。トランクスとボクサーの2型があり、ともに総柄4800円、無地3800円。
同社は8月31日、直営のスケートボードショップ「ホーク原宿」を閉めた。44年間の営業で多くのスケーターに愛されてきたが、建物の老朽化のため閉店を決めた。今後は卸売りを中心とする。
