クラウドサービスを中心に衣服・ライフスタイル製品生産のプラットフォームを提供するシタテル(熊本市)は、アパレル業務の生産ワークフローを改善する「シタテルクラウド生産支援」の生地・付属デジタル管理購入機能で、新たに澤田、サンコロナ小田、川越政の3社との連携を始める。サステイナブル(持続可能な)素材をメインに取り扱い品番を拡大し、同サービスの存在感を高める。
ニット糸の澤田は、綿花の種子の周りにある産毛(コットンリンター)が主原料のキュプラ「ベンベルグ」にコットンを混紡した「エコフィール」、防縮ウールを混紡した「エコキュール」など生分解可能な商品を中心に11品番を出品する。糸から物作りまでを一貫して行うサンコロナ小田は、オーガンザとシフォンの中間のような軽さと柔らかさがある素材「シフォンジー」やサステイナブル(持続可能な)原料を使ったオーガンザなど102品番を揃える。テキスタイル・繊維製品の総合メーカーの川越政は、割繊糸を使うことで柔らかい風合いを持ちながらイージーケア性もある合繊素材をはじめ、天然繊維、メンズ・レディス向け資材など35品番を提案する。
今回の連携で、生地・付属デジタル管理購入機能で購入できる商品は1万3694点になる。