「シューズショップ・クリエイション」 オリジナル紳士靴を開発

2019/10/21 06:27 更新


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 靴のセレクトショップ「シューズショップ・クリエイション」(神戸市)はこのほど、オリジナル商品「モトマチ・シューズ」を開発し、自店での販売を始めた。

 ユニークなトウキャップのデザインと、これまで培ってきたフィッティングのノウハウによる履き心地の良さと歩きやすさを特徴として訴求し、セレクトショップへの卸売りにも挑戦する。

(小堀真嗣)

■独自のM字トウキャップ

 モトマチ・シューズは、「オリジナリティーがあり、将来に残るような普遍性のあるデザイン」(佐藤公哉代表)を目指して発案した。一般的なV字型のトウキャップをアレンジし、モカ縫いでM字型に仕上げて独自性を出した。デザインは日本とEU(欧州連合)域内で意匠権を取得。米国、シンガポールでも出願中という。

 トウキャップ以外はベーシックにし、スタイルを選ばずに履きやすいデザインを意識した。アッパーはイタリア製の良質な牛革を使った外羽根タイプで、アウトソールには皮革調のゴム底を採用した。商品は紳士靴の黒1色のみで需要を探る。3万2000円。日本とベトナムに工場を持つ靴メーカーの協力を得て、量産にも対応する。

M字型のトウキャップがデザインのアクセントになっている「モトマチ・シューズ」。培ってきたフィッティングのノウハウを詰め込んだ「自信作」だ

■強い定番品に育てたい

 デザインとともにこだわったのがインソールの開発で、履き心地の良さを追求した。足裏にフィットするように複雑な形状となっている。かかと部分をくぼませる一方、アーチ部分は盛り上げて足を支えるとともに、アーチの反対側も盛り上げることで「より小さな力で地面を蹴り出せるようにした」という。

 「履きやすく、歩きやすい靴」の提案は、佐藤さんが店の強みとして自負するところ。同店には靴を選びに来る客だけでなく、「靴を履くと足が痛い」と相談に来る客も少なくない。佐藤さんは足のどの部位が痛いのか聞き取りながら原因を探り、靴選びのアドバイスをしたり、客が持っている靴とインソールを組み合わせたりして問題の解決に努めてきた。同店で購入した靴でなくても相談に乗り続け、他店の紹介で来店する客も増えてきた。

 今年で開業13年目。これまで積み重ねてきた専門知識を詰め込んだオリジナル商品を「強い定番品」として育てていきたい考えだ。

まずは黒1色で需要を探る(3万2000円)

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