リメイクに取り組むシャツ、ネクタイメーカー 自社工場活用、売り場を活性化

2022/05/27 06:28 更新


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ネクタイを小物などにリメイクする(アラ商事)

 リメイクサービスに取り組むシャツ、ネクタイメーカーが増えてきた。国内に自社工場を持つ基盤を生かしながら、顧客への新たなアプローチや、SDGs(持続可能な開発目標)に結びつける狙いだ。

 ネクタイのアラ商事は、客のたんすに眠っているネクタイを預かり、別のアイテムにリメイクするサービスを百貨店などに提案している。夏場は需要が減り縮小されやすい百貨店のネクタイ平場のなかで、リメイクサービスを通して新鮮さを出し、売り場を少しでも活性化させたい考えだ。

 リメイク後のアイテムは、ワンタッチで取り外しが可能なスナップタイ(1500円程度を想定)や、名刺入れ(3000円)、ポーチ兼ペンケース(同)、ワンマイルバッグ(同)などを揃える。

 昨秋に松屋銀座本店で同サービスを試験提供したところ、1週間で200件以上の受注があり、「思ったよりもニーズがあることがわかった」という。「ビジネスマンのネクタイのたんす在庫は平均30本程度で、実際に使用されているのは4~5本」とみており、プレゼントされた使っていないネクタイを別の形に変えるといった利用も想定している。

 フレックスジャパンは、客の不用になった衣料品をリメイクするサービスを始めている。

 遺品の服や子供が着なくなった服をぬいぐるみ用の服にして手元に置いておけるようにしたり、ユニフォームやクラスTシャツなどをクッションカバーにしたりして日常使いできるようにするといった利用が多いという。「衣料品をリメイクなどで再生することは、廃棄を減らせるだけでなく、思い出を再生することにもなる」と考えている。

 自社工場ではシャツ、ジャケット、パンツ、ハンチング帽といった様々なオーダーに対応しており、リメイク面でも客の要望するアイテムにも最大限応えられるという。

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