シップスが23~24年秋冬からスタートするレディスブランド「カランシエル」は、「忙しい女性の日常をアップデート」をコンセプトに、生活の様々シーンで使えるアイテムを出す。定番のトレンチコートやジーンズなどを、着回しやすさやイージーケア、体形を美しく見せるパターンにこだわって企画した。販路はEC主軸で、7月中旬から予約販売を受け付け、8月中旬から販売する。
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ファーストコレクションは「ベーシック・トゥ・シック」をテーマに、フレンチカジュアルスタイルを提案する。シャツにストレートジーンズを合わせたカジュアルスタイルには、大きめのシルエットとピークトラペルが特徴のジャケット(2万9920円)を羽織って、メンズライクなトレンド感を演出する。ツイードジャケット(1万8920円)とワンピース(1万4960円)のセットアップは、ラメ入りの生地で華やかな印象に仕上げた。足元はミュールや赤のパンプスで、華奢(きゃしゃ)な女性らしさを加える(8910~1万2980円)。
定番アイテムは、汎用性を重視した。トレンチコート(2万900円)は胴回りやアームホールにゆとりを持たせた。ポリエステル100%のため軽量で、しわになりにくい。身長に合わせて着丈が違う3サイズを企画した。ボウタイリボン付きのブラウス(1万450円)やオーバーサイズのニットトップ(1万2980円)、プリーツスカート(1万1990円)など、フェミニンなアイテムもある。価格帯はセレクトショップのシップスとシップスエニィの中間に設定した。既存レーベルとは違う新規客獲得を狙う。