細幅資材製造のSHINDOは、色や幅展開などを含め4万2000点を誇る自社コレクション「S.I.C.」で、サステイナブル(持続可能な)を軸にリニューアルした。ラインナップを見直し、新商品として97品番を追加、うち60品番が環境配慮型商品としてリサイクルポリエステルやオーガニックコットン使いを揃えた。
先般開かれたプルミエール・ヴィジョン(PV)パリでも刷新したS.I.C.コレクションをアピールした。スパンデックスを使わないメカニカルストレッチのニットテープは、モノマテリアルでリサイクルしやすい点も魅力。オーガニックコットン使いのブレードや、軽量メッシュテープなども関心が高かった。
欧州向けではドイツに倉庫を持ち、リードタイムを短くできる点も強調。色、サイズなど合わせ4万アイテム以上という豊富なバリエーションや、ストックを持っており必要な分だけ、製品を過剰に生産しないで済む点もPV来場者には好評だった。今回の刷新で、リサイクル素材への原料の置き換えが進みつつあり、今後もサステイナブル素材の活用を広げていく。