しまむら 来秋冬物を値上げ 原材料費などの高騰で

2022/01/05 06:30 更新


 しまむらは22~23年秋冬物の価格帯を引き上げる。商品調達コスト上昇に対応するためで、具体的にはこれからだが、ボリュームゾーンを動かすなどして吸収する構えだ。

【関連記事】しまむら 高価格帯のPB「クロッシープレミアム」冬物本格化

 この間、原材料や海上輸送運賃が高騰、為替の円安傾向も加わり仕入れコストが上昇している。21~22年秋冬物までのところでは「影響は軽微」としつつも、一部商品で値入れ率の低下を招いていた。

 22年春夏物以降、コスト上昇の影響が拡大することから、早期発注や生産数量の拡大、輸送費削減に向けた寝具など大型商品の国産シフト、商品企画やサプライチェーンの見直しなどを進めるが、価格帯の引き上げは避けられないとしている。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事