コロナ下に業績を立て直すしまむら。当初は郊外の単独店の多い店舗網がソーシャルディスタンスを望む消費者を呼び込み、品揃えの再構築などでリピーターにしている。この間に得たものを生かす〝アフターコロナ〟について、鈴木誠社長に聞いた。
(田村光龍)
基本に忠実に
もちろんアフターコロナについては意識している。ワクチン接種が進めば、人が外に出るようになるだろう。「Go Toキャンペーン」の予算も余っている。それに向けた商品を用意している。しかし、やり方にウルトラCみたいなものはない。基本に忠実に、というところだ。