服飾副資材の島田商事の今上期は、紳士向け、ユニフォーム向けなどが伸び、売上高がコロナ禍前の9割程度にまで回復する見通し。今後は日本向けを堅持しつつ、グループ売上高の10%ほどを占める海外での拡販を目的に海外営業拠点の新設を検討する。そのほか、サステイナブル(持続可能な)商材の開発・打ち出しも引き続き重点で、グループ間の連携を強化する。
(三冨裕騎)
22年12月期は単体で211億円(前期比19.7%増)となり大幅増収で黒字化した。スポーツやアウトドア向けが引き続き堅調だったことに加え、紳士服で郊外型専門店向けなどが回復。今上期も紳士服向けの回復が続き、ユニフォームやスポーツ用途が堅調で前期を上回る推移となっている。ワーキングユニフォームの企業別注案件も好調。BtoB(企業間取引)サイト「トリムパークシマダ」も新規顧客が増えてきた。