西村健太代表取締役
総合ファッションメーカーの志風音が、EC支援のEストアー（東京、柳田要一代表取締役COO＝最高執行責任者）と資本業務提携を発表した件で、志風音の西村健太代表取締役CEO（最高経営責任者）は、提携後も「株式を保有のうえで、これまでと何ら変わらず決裁権を持った代表として邁進(まいしん)していく」と強調した。今後、志風音が持つネットワークと、Eストアーの持つデータ分析技術とマーケティングノウハウを組み合わせ、海外EC向けの新たなプラットフォームを新設し、DX（デジタルトランスフォーメーション）化が徹底された新しいジャンルの企業を目指す。
両社は7月25日、Eストアーが志風音の普通株式50.2％を16億7200万円で取得し、連結子会社にすると発表した。株式譲渡日は8月31日。
両社は数年以内に、志風音の上場を目指しており、子会社化以降も、西村氏は引き続き志風音の代表取締役を務め、Eストアーの経営にも積極的に関与していくという。従業員のリストラ予定もない。
