「魂と精神は変わらない」
渋谷パルコが7日をもって一時休業し、開業43年の歴史にいったん幕を閉じた。19年秋に新施設に建て替わる。7日は閉店セールのほか、施設周辺を約600人が練り歩く「メモリアルパレード」や来館客にドリンク、フードなどをサービスする「さよならパーティー」など記念イベントを実施。同館に縁がある業界関係者を含め、多数の客が来館した。閉店約2時間前にはパート1の公園通り広場で、人気バンド、東京スカパラダイスオーケストラがシークレットライブを行い、大きな盛り上がりを見せた。
閉店直前には出入り口で、テナントスタッフを含む従業員が“最後”の客を見送った。閉店セレモニーで柏本高志店長(パルコ執行役)は「渋谷パルコの魂と精神は今後も変わらない。よりパワーアップして新生・渋谷パルコをオープンしたい」と語った。