SHIBUYA109エンタテイメントはブロックチェーンを活用したメタバース(インターネット上の仮想空間)ゲーム「ザ・サンドボックス」の仮想空間上に同社専用の土地「SHIBUYA109ランド」を開設する。香港のバカサブル・グローバル・リミテッドと業務提携した。オリジナルNFT(非代替性トークン)の販売やNFTが手に入るミニゲーム、メタバース上での広告事業などを行う計画。
同社は今期(22年3月期)に開始した新しい中期経営計画の柱に、エンターテインメント事業の拡大を掲げており、メタバース・NFTへの参入はその一環。「メタバースだからこそできる新しい体験を提供していくだけでなく、これまでリアルで展開してきたアーティストやキャラクターなどとのコラボレーション(協業)など様々な仕掛けも検討している」(石川あゆみ社長)という。