縫製工場のソーイングアサヒ ファクトリーブランド「テウヤウ」立ち上げ

2024/05/29 11:00 更新


いつもの日常にさりげない上質感を提案する

 縫製工場のソーイングアサヒ(千葉県旭市)は、24年秋冬物からファクトリーブランド「テウヤウ」を立ち上げる。「工場の強みを生かした商品作りで、自分たちで販売していくスタイルを構築し、自立する工場を目指す」(髙橋英一郎社長)としている。企画はデザイナーの林修三氏と協力し、作り上げている。

 テウヤウは、「手仕事を前面に掲げ、完全自社工場管理のブランド」を打ち出す。

 素材ではシルクにサステイナブル対応の素材を織り込む加工技術を持つ坪由織物(福井県坂井市)と高密度で織るシルクタフタの行方工業(山形県米沢市)の2社に依頼し、シルクを軸に物作りを行う。また、フリーサイズながら7~13号の幅広い体形にフィットするフォルムやパターンを追求しており、人に優しい素材使いと、窮屈感から解放する〝イージーエレガンス〟を提案する。

 アイテムは、ブラウスやドレス、パンツ、コートなど。デザインでは、前身頃のタック使いやアシンメトリー、ドローストリングなどが特徴で、好みに応じて楽しめる。中心価格はブラウス4万~6万円、ドレス6万円台など。

 卸販売やBtoC(企業対消費者取引)で拡販していく。また、シルク100%を軸にイージーオーダーも行う予定。アイテムはドレスとコートが中心。



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