世界へボカン 創業10年、越境ECで500社以上を支援

2024/08/16 06:30 更新会員限定


支援先のスロウライフ(「ストライクゴールド」)の濵本悠路代表(左)と徳田社長

 メーカーの越境ECを支援する世界へボカン(東京、徳田祐希社長)の累計支援先が、創業10年で500社を超えた。市場調査に始まり、広告運用やCRM(顧客情報管理)などサービスを包括的に提供できることが強み。支援先に出向いて商品を深く理解し、海外販売事業を成功に導く。ユーチューブやX(旧ツイッター)で取り組みを公開し、新規顧客の開拓につなげている。

(永松浩介)

まずは英語圏から

 徳田社長は、新卒で海外ウェブマーケティングの会社に入社。6年ほど働き、取締役の時に事業部を譲り受けて独立した。〝日本の魅力を世界に届ける〟を会社のミッションに据えたのは、英国留学での経験がある。「日本製品は優れているのに、企業が英語やマーケティングが苦手なため、市場開拓が遅れている」。実家の会社が海外事業の失敗で閉業したことも動機になった。

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