東京ブランドのコレクションを発表直後に購入予約できるサイト「シーナウトウキョウ」は、都内で3ブランドのショーを行った。
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シーナウトウキョウでは、参加するブランドの商品を一般の人も展示会などのタイミングで注文できる。今回のショーにもサイトから応募した一般客が来場。ショー後に、手に取って試着できる受注会も行った。
3ブランドとも初のショー。「シーロン」（Oyui）は、ゴシックと少しフェティシズムのにおいを感じる黒と赤のガーリースタイル。ブラウスはフリルの付いたロングポイントカラーやビッグカラー。アラン編みのカーディガンは袖山にギャザーを取って膨らませる。
それらに合わせるのは、たっぷりのギャザースカートやロンパースのようなコンビネゾン。赤×黒チェックのブランケットコートは真っ白なフリルでトリミング。チープな雰囲気のある素材も使うが、しっかり作られているのが分かる。
台湾の若手注目株「セイヴソン」は、台湾人デザイナー、ジーチン・シンと台湾で芸能活動する韓国人ソン・ミジンのデュオによる、ストリートテイストのブランド。片側の身頃を2重に作ったコートや、裏返したように背抜きが重なるジャケットのレイヤリングをグレーのトーン・オン・トーンで見せた。
協業で、アウターに定評のあるメンズブランド「アクリプシス」のコレクションも登場した。
「コール」（楠原麻由）はアンティークの家具や調度品のある部屋のセットにモデルが登場する。レースアップ、直線のフリル、タブベルトなどのディテールで飾るフェミニンなドレスやコートを見せた。
