新型コロナウイルス感染拡大の影響でSCの売り上げが3月から大きく落ち込み、4月7日の緊急事態宣言以降多くの施設が一時休館するなか、テナントの賃料減額がディベロッパーに求められている。
既に、ルミネやイオンモール、セブン&アイグループなどが最低保証賃料や固定賃料を減額ないしはその方針を表明。他のディベロッパーも賃料の支払い猶予や販促費の免除を含め、テナントの負担軽減に取り組む意向だ。
ただし、賃料減額はディベロッパーの収益も悪化させる。日本のSCの発展につなげたディベロッパーとテナントの「共存共栄」モデルを持続させるためにも、国の支援が必要だ。
(有井学)
【関連記事】店舗休業相次ぐファッション小売り セレクトは全店の5~7割
■具体策詰め切れず
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!