《トップインタビュー2024》三陽商会社長 大江伸治氏 中計最終年度で成長軌道へ

2024/01/18 13:00 更新有料会員限定


大江伸治氏

 今期(24年2月期)は中期経営計画の2年目で、業績見込みを上方修正するなど、トップラインの確保や粗利益率の改善など成果が見られる。最終年度の来期は、「高い価値創造力と強靭(きょうじん)な収益力を併せ持ったエクセレントカンパニー」を目指し、成長軌道に乗せていく。

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基幹ブランドが強み

 ――今期の状況は。

 2年間の再生プランで得られた成果をベースに、中期経営計画に取り組み、トップラインが予想以上に確保できています。営業利益では前期の7期ぶりの黒字化に続き、上期でも黒字を達成。「マッキントッシュロンドン」「マッキントッシュフィロソフィー」「エポカ」「ポール・スチュアート」など、七つの基幹ブランドが全て黒字化でき、強みになっています。

 下期は9月の猛暑で秋物の動きが大幅に遅れましたが、11月からコートが稼働し、10、11月の累計は前年を上回りました。

 ――中計を大幅に上回っている。

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