仙台駅ビルのエスパル仙台(仙台ターミナルビル運営)の東館が18日に開業する。店舗面積を1・5倍に拡大、感度を高めつつ顧客対象を広げることで「仙台、宮城のエスパルから東北に広げたい」(新妻博敏社長)とする。
東館の商業ゾーンは2~4階が中心。このほど16㍍に拡幅開通した東西自由通路を挟む形で配置される。店舗面積は1万平方㍍で、1階のレンタカーも含めて82店が入る。1万7500平方㍍で213店が入る本館でも同時に33店が開店、今回のオープンは合計115店になる。
このうち、20店が新業態、34店が東北初。このほか3000平方㍍で16店のエスパル仙台Ⅱもあり、全体では3万平方㍍、300店を超える商業施設になる。東館の年商目標は100億円としており、これまでの約280億円に上乗せすることを見込む。