良品計画社長交代、海外実績で松崎氏

2015/04/13 12:23 更新


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 良品計画は松﨑曉専務を次期社長に内定した。今期(16年2月期連結)営業収益2901億円、営業利益300億円を計画する同社は、今後の成長エンジンを海外としており、アジア・中国で事業経験を持つ松﨑専務が先頭に立って、日本の成功パターンを海外事業に浸透させていく。

 松﨑専務は05年に同社に入社し、海外事業部アジア地域担当部長、中国担当を経て、現在も執行役員海外事業部長として海外事業を統括している。

 15年2月期の海外事業は営業収益771億1800万円で前期比64・7%増と好調。特に東アジアが大きく伸び、ASEAN(東南アジア諸国連合)も基盤が安定して、アジアは80%増とリードしている。とはいえ「人事・システム・物流はまだ未完成」(金井政明社長)なため、さらに成長するにはインフラ基盤を固めることが重要として、海外に詳しい松﨑専務へのトップ交代を決めたと見られる。

 松﨑専務は「海外はまだ月次データが出ないと利益管理が見えない環境。国内同様に週次データで管理し、施策を打てるよう事業基盤を整備する」とする。また日本で成果が出ているインテリア、スタイリングアドバイザーを中国、台湾で拡大しているが、他の国々にも拡大する考え。

 金井社長は「実績と信頼感で松﨑専務がふさわしいと選んだ。社員も大いに納得している。次世代へ海外の経験と人脈をつなげていってもらいたい」とし、会長となる自身の役割については「中長期的に無印良品の独自性を高めるとともに、風土、組織、人材を育てていきたい」としている。


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