レディス「リバー」インナーや旅先パンツ

2016/11/28 06:53 更新


 京都発のレディスブランド「リバー」(京都市)は、17年春夏から新ライン「セント」を始める。肌着や部屋着として使えるリラックス感のあるアイテムから、旅行先でも楽しめる便利なもの、アクセサリーまで揃う。

 インナーは、着やすくて自然な女性らしさを演出するアイテムが中心。「ランジェリーが好きだったが、専門の技術やそれなりの生産ロットも必要。アパレルの目線で実現出来る形のアプローチを考えた」と、デザイナーの服部陽子さん。スリップドレスは、綿・シルク混のツイルに洗いをかけた。透け感がないので、日常着としても使える。黒、ベージュの2色で1万8000円。同じ素材のキャミソール(1万4000円)もある。

 半袖のボディースーツは、強撚の綿細番手を使った。ボディースーツ本来の、背中から裾が出るのを防ぐ効果があるほか、ゆったりしたシルエットなので部屋着にもなる。1万1000円。

 旅先をイメージした商品はパンツを充実。「テンセル」・綿・リネン混のワイドパンツは、自然なしわ感や適度なハリ感、イージーケア性が特徴。3色、2サイズで2万3000円。ユーズドジーンズの縫製部分を一度すべてほどき、リメイクしたジーンズもある。アクセサリーはブランドとして初になるが、シンプルで飽きのこないネックレスやイヤカフなどがある。

 同ブランドの中心客層は30代。商品はすべて国産で、セレクトショップなどの専門店を販売先とする。卸販売は代理店とも協力しており、少しずつ販売先を増やしている。現在は30軒近くになった。

透け感がなく日常着としても使えるキャミソールリラックス感のあるボディースーツ



この記事に関連する記事