ジーンズセレクトショップのライトオン(川﨑純平社長)は、PB「バックナンバー」をリブランディングし、グローバルブランンド化を目指す。同時に、ECを成長戦略の中核とする。
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バックナンバーは、「リ・ビンテージ」をコンセプトとし、秋冬の本格販売に向けて準備を進める。普遍的なデザインと快適な着心地を備えたブランドにする。
全社施策として価格訴求から価値訴求への転換を進めるなか、ECは、価格に関して自社でハンドリングができないと判断した外部ECモールは撤退した。すでに「ゾゾタウン」「マルイウェブチャンネル」「アマゾン」「ヤフーショッピンング」「ショップリスト」「マガシーク」を撤退。現在ECモールは、「楽天」のみ出店している。
通期(19年8月期)の連結業績は、売上高770億(前期比0.3%増)、営業利益1億円(前期比91.7%減)を予想する。MDの刷新に向け、前シーズンから持ち越している商品や同質化した商品を中心に、徹底的に消化するため、値下げロスが発生し、粗利益率が低下する見込み。期末在庫は前期比22%減となる見通し。