ライトオン EC事業を見直す 内製化で自社強化

2019/02/07 11:01 更新


 ライトオンはEC事業を見直す。基幹となる業務の内製化を進め、自社ECを強化する。商品の良さやブランドの魅力を最大限に発信するため、3月末に自社ECのリニューアルを予定する。価格訴求型の外部ECモールへの出店も再検討する。「時間と労力はかかるが、自社で価値を伝える力量をつける」(川﨑純平社長)考えだ。

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 20日にはファッション通販サイト「ゾゾタウン」を退店する。これを機にEC事業を見直す。

 これまでECの基幹業務は外注している部分が多かったが、今後は自社で物流管理やシステム開発を進める。ささげ業務(撮影、採寸、原稿作成)に立ち会ったり、デジタルメディアの企画にも携わるほか、コールセンターを設置するための人材も雇う計画だ。「苦労しながらも、順次進めている段階」という。

 今後は社内のリソースを自社ECに集中し、売り上げを伸ばす。まずは買い上げ率の向上やコンテンツの充実などに取り組む。現在ある不便性を解消し、デザインを一新した新自社ECを3月末にオープンする。18年12月までの直近6カ月間のEC売上高は前年同期比50%増。EC化率は5%弱で、そのうちの直営EC比率は30%。

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