ライトオン 自社ECを刷新 AI+スタッフがお薦め

2018/09/27 06:27 更新


 ライトオン(東京、川﨑純平社長)が自社EC「ライトオンオンラインショップ」をリニューアルした。AI(人工知能)を導入した新レコメンドサービスを開始、ジーンズに特化した新オンラインショップ「ワールドジーンズモール」も自社EC内にオープンした。

 レコメンドサービスは、AIベンチャー企業のセンシー(東京、渡辺祐樹代表兼CEO=最高経営責任者)の感性を学習するパーソナル人工知能「センシー」を導入した。ライトオンでのサービス名は「オニアイ」。EC来訪者に希望の商品や意外性のある商品、今まで試したことがない商品をAIが提案する。

 レコメンドサービスは、ECで閲覧したり過去に買ったりしたものから需要を予測するのが一般的だが、オニアイには、ライトオンのスタッフの意見も反映する。スタッフが2400のスタイルサンプルを一つひとつ確認し、その結果を取り入れたアルゴリズムを作成した。専属スタイリストと一緒に商品を選んでいる感覚になれるような顧客体験を提供する。

 ECで自身に適したジーンズを選ぶのが困難という客に向けたレコメンドサービス「運命のジーンズ」も開始する。

 ワールドジーンズモールは、世界中のジーンズが選べるオンラインショップ。ブランド別やシルエット別に加え、股上の深さや色落ち具合からも商品を検索できる。ジーンズに関するコラムなどのコンテンツも多数用意する。

 扱いブランドは、「リーバイス」「エドウイン」「ジースター・ロゥ」「ビッグジョン」など。実店舗で扱っていなかったニッチなジーンズブランドなども積極的に販売、拡充する考え。今春に開始した自社EC上の商品を実店舗に取り寄せて試着・購買できるサービスを生かし、サイズの問題を軽減する。

「ワールドジーンズモール」のトップページイメージ


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