ライトオン、在庫解消と粗利改善に注力

2016/03/31 09:49 更新


 ジーンズカジュアル専門店のライトオンは下期(16年3~8月)、在庫過多の解消と粗利益率の改善に取り組む。上期(15年9月~16年2月)に引き続き、アメカジNBとベーシックテイストのPBの品揃えを強化する。店舗の刷新も進める。

 上期はNBの品揃え拡充やPBの商品力強化、テレビCMの販促などが実り、客数が大幅に増加。売上高、営業利益ともに2ケタ増の好業績となった。一方、防寒アウターの販売不振による値下げ増加で粗利益率が悪化、ベーシック商品の店頭投入量を増やしたことで在庫が膨らんだ。

 下期はこれらの課題解決に取り組む。在庫過多については、「管理の精度が甘かった」(横内達治社長)とし、商品の発注量や店頭投入の時期、量の強弱などを店単位で細かく修正する。「在庫の中身は定番のベーシック商品で将来に影響するような負担ではない」との見方だ。

15年9月に改装オープンした「ライトオン」モゾワンダーシティ店

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