大人水着「リベーチェ」 来シーズンはアスレジャー強化

2018/12/03 06:27 更新


 水着製造・小売りのミューラーン(東京)は19年シーズンに向け、大人向け業態「リベーチェ」で、アスレジャーやメンズを充実し、リゾートスタイル全般をカバーする。

【関連記事】水着のミューラーン18年9月期 消化率は70%台後半

 19年のテーマは「スパイス・オブ・ライフ」。非日常を求める旅に出たときに必要なアイテムを揃えながら、旅先での楽しみを想像させる店作りを目指す。

 オリジナルブランドの「リベーチェ」は、アスレジャースタイルを強化する。ビーチヨガやホテルのフィットネス、タウンユースとマルチに使えるスポーティーなウェアをトータルで揃える。基本的に全て水に入れる素材で作ったのは水着メーカーならでは。肌触りや伸縮性、上質さを重視したイタリアやスペインの素材をメインに使う。秋冬に下がる水着の売り上げを補い、年間通じた売り上げの底上げを狙う。

 水着は18年に売れたロングフレアバンドゥービキニやハイウエストショーツのバリエーション強化、定番品の新色追加、過去の人気商品の復刻など、実績のある商品を軸に、大人女性からの支持を狙う。

オリジナル「リベーチェ」はアスレジャーアイテムを強化

 インポートはイスラエル「ゴテックス」で10万円を超えるワンピース水着を出すなど、本国で強化しているクチュールラインの販売を日本でも強化する。米「エルスペース」は毎月のように出す新作で鮮度を出すほか、ドレスやオールインワンなどリゾートウェアの伸びに期待する。ジュートのバッグやビーチヨガ用の裏パイルのマットなど、インポートの雑貨も充実する。

「ゴテックス」のクチュールライン

 課題だったメンズは、コロンビアの「オンダデマール」を導入する。シンプルで上質な無地や花柄のサーフパンツ、シャツ、ショートパンツを揃え、大人男性のリゾートスタイルを提案する。

アスレジャーやメンズなどリゾートライフスタイルをトータルで提案するショップへと進化させる


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事