繊研新聞社が行った23年度アパレル業績アンケートで、24年度の業績見通しや経営課題、投資と成長戦略を聞いた。22年度と比較可能な200社の23年度の売上高合計は前年度比3.3%増で、3年連続で増加した。復調傾向をうけて、24年度は増収増益の計画や投資を増やす企業が見られるが、原材料などの高騰や物価高など懸念材料も多く、慎重な姿勢もうかがえる。重点としては引き続き、商品力やEC関連、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが多い。
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