靴下メーカーのレンフロ・ジャパンが展開するライセンス靴下「ホカロン」が好調だ。21年から全国展開しており、23年は前年比約4倍の売り上げとなり、卸しベースで12億円となった。24年は商品・販路ともに拡大し、20億円を目指す。
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ホカロンは暖かさをイメージしやすいブランドで、商品でその機能性を実感できることに加え、SNSとの親和性の高さも好調の要因だ。昭和レトロを感じさせるデザインが若年層を中心に「エモい」と話題となり、SNSへの投稿によって人気に拍車がかかった。通常、防寒用ソックスは気温が下がってから動きが出るのが一般的だが、ホカロンは8月の投入直後から売り上げが伸びるのも特徴だ。