ファッション業界の仕事SNSを運営するレディ・トゥ・ファッション(東京、高野聡司代表)は、ファッション業界に関わる人々が緩やかにつながり、ビジネスの出会いを創出するマッチングサービスアプリ「ファッチ」を開発する。運営開始は19年の年明けごろを予定しており、既に公式サイトでは、事前予約を受け付けている。業界関係者のコミュニケーションを促すことで、ファッションビジネスを活発化させる狙いだ。
新サービスは、プロフィールを登録し、審査を通過すると利用できる。通過後は、スマートフォンの画面に業界関係者のプロフィルが一人ずつ表示される。一人ひとりに対して興味の有無を選択し、互いに興味がある場合に、メッセージのやり取りができるようになる。個人として業界人とカジュアルにつながる機会を創出することで、「ビジネスが加速しない」という課題を解決する。
利用者の対象は、ファッション業界の川上、川中、川下のほか、IT企業やメディアなどに属し、就職や転職、協業を目的に業界人と関わりたい人。経営者やディレクター、店長・販売員、人事担当者、学生などユーザーのカテゴリーを分けることで目的に合った人とマッチングできるようにする。
同社が認証した業界の著名有識者を「プロファッチャー」として参画してもらう予定もある。