1キロ未満の布製ランドセル 予想上回る売れ行き

2022/12/23 06:30 更新有料会員限定


 1キログラム未満の軽い布製ランドセルの開発が相次いでいる。ランドセルの中身が重くなり社会問題になっているため。リーズナブルな価格設定も特徴だ。今年は有名ブランドが参入し、メディアが取り上げる機会も増えた。いずれも予想を上回る売れ行きで、潜在需要の高さがうかがえる。

(金谷早紀子)

種類が増える

 ランドセル工業会によると、ランドセルの重さは天然皮革で1.4キロ前後、人工皮革で1.2キロ前後。22年の購入金額は平均5万6425円という。コロナ下でタブレットなどの電子端末の持ち歩きが増え、教材を学校に置いて帰る〝置き勉〟も進んでおらず、中身が重量化している。革製も軽量化が進むが、さらに軽さを追求すべくナイロンやポリエステル地の提案が増えている。

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