楽天ファッション・ウィーク東京20年春夏「ハイク」 全身一色のミニマルスタイル

2019/10/17 11:00 更新


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 ハイク(吉原秀明、大出由紀子)はこれまでよりもぐっとシンプルなラインを見せた。

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 ユーティリティーアイテムの解体再構築という得意の手法を継承しながら、スポーツの要素はずいぶんと薄れ、全身一色のミニマルなスタイルに仕上げていく。バイカーコート、ケープ、シャンブレーシャツ、チルデンセーター、スタンダードアイテムを解体して縦長のシルエットに収めていく。

 チルデンニットベストは縦長のニットドレスに、シャンブレーシャツは淡いブルーのシャツドレスに変わる。シンプルなフレアラインのシルエットに変化をつけるのは、プリーツとフリンジ。ドレスの裾のフリンジディテールがケープの裾から柔らな動きを見せ、パンツスーツはプリーツのラップスカートをレイヤードする。

 フロントとバックの切り替えも特徴の一つ。シャツを前後で切り替えたデザインのほか、巨大なGジャンは前後ともフロントのディテールになっている。いわゆる、ポストフィービー・ファイロの市場を感じさせる、シンプルでエフォートレスなラインに仕上がった。

ハイク

(小笠原拓郎)

 ヒロココシノ(コシノヒロコ)は、東京都現代美術館の広々とした廊下を会場に、自然光があふれるランウェーで、楽器のシルエットから出発したというコレクションを見せた。

 前半はチェロかコントラバスを抱えているようなデザイン。そのイメージのペインティングや、楽器の形に切り取ったドレスが続く。どれもグラフィカルで、1枚の布の折り畳みで描くフォルムは、楽器か、建築物を志向するようなきっぱりしたラインだ。

 ピアニストの横山幸雄さんの演奏を背景に、後半はグランドピアノとその鍵盤をモチーフにした黒と白の世界。鍵盤の柄をタックで折ったスカート、音符のプリントドレス。イヤリングは音叉(おんさ)の形。アートと音楽と一体になったコレクション。

ヒロココシノ

(赤間りか)

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