日本繊維製品品質技術センター(キューテック)は、海外拠点の経営安定化を目指し、現地法人の設立を進めている。23年2月にはバングラデシュでパシフィック・クオリティー・コントロールセンター(PQC、バングラデシュ)との合弁会社を設立した。30年に現在の2倍の売り上げを目指す。
(小島稜子)
バングラデシュでは近年、アパレル生産が伸び、それに伴った試験の依頼数が増えている。キューテックはこれまで、PQCと業務提携し、10年から同国に試験センターを置いていた。合弁会社の設立は19年から準備を始めたが、新型コロナ感染症の影響で遅れていた。
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