ECモール「キューテン」、船橋市に新物流センター

2017/03/01 06:10 更新


 ECモール「Qoo10」(キューテン)を運営するジオシス(東京、金孝種代表)は2月27日、キューエクスプレス物流センターを東京都江東区から千葉県船橋市に移転し、稼働を開始した。新たなセンターは延べ床面積が4143平方㍍で、既存のセンターに比べて2倍以上の規模。倉庫保管、在庫管理、注文、梱包(こんぽう)、即日発送、配達までのEC物流に関わる作業をトータルにサポートする。同社は15年から、物流センターの規模を毎年約2倍拡張している。

 同社はキューテンの運営に加えて、16年7月には国内ECモール「Qoo10.jp」の出店者が、倉庫に商品を預けると、自動的に海外のグローバルハブサイト「Qoo10.com」やシンガポールサイト「Qoo10.sg」に出品される新たなフルフィルメントサービスの提供を開始した。これに伴い、倉庫利用者が増加し、物流センターの移転、増床に踏み切った。

 キューテンに出品されている商品のうちファッション関連は32%を占めており、20~40代の女性の利用が多いモールとして認知されている。



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