PTJ24年春夏 アフターコロナに求められるテキスタイルは

2023/05/26 07:58 更新有料会員限定


 プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)24年春夏は、外出需要の本格回復を受け、アフターコロナで変化したファッションの価値観や購買行動に対し、どんなテキスタイルを提案するかが一つの焦点になった。環境配慮に代表されるサステイナビリティー(持続可能性)は前提に、長い自粛生活で欠かせなくなった快適機能、ベーシックなアイテムを格上げする語れる要素、売り場で映える色柄、シアー素材の鮮度を上げる視覚効果の重要性が増している。

【関連記事】PTJ24年春夏 強みの技術を進化させ発信 芯をぶらさず時流捉える

丸井織物 快適機能 記憶に残る言葉で伝える

 丸井織物はオリジナルテキスタイルブランド「ノトクオリティー」で合繊織物の快適性を捉え直し、消費者に伝わる明快なキーワードを打ち出した。

 ハンガーや製品ではなく、全てマントのように掛けただけのシンプルな展示。マント状の袖部分には「生乾かない」「動きやすくもあり、座りやすくもある」といった人目を引くキャッチコピーをプリントした。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事