日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)25年春夏内で行われた、来場者投票で次の売れ筋テキスタイルを決める「ワッツネクスト・テキスタイル」の結果を発表した。1位は東レの「ウルトラスエード・ヌー」だった。
【関連記事】《PTJ25年春夏から㊦》高まる輸出の機運とコスト対応
出展企業から寄せられたテキスタイルの内、予備審査を通過した35社・35点が展示され、来場者による投票を会期中に実施した。1位の東レ「ウルトラスエード・ヌー」は、植物由来の再生資源を一部に使用した人工皮革。アルミフィルムとナイロントリコットを張り合わせた形状記憶素材として打ち出し、独特の存在感で票数を集めた。
2位はファイブワンの「サファリエンブロイダリープリント」、3位は溝呂木の「チェックタフタレーザーカット刺繍」、4位はサンウェルの「マースルージャガード」、5位にはドゥミルサンクの「エンタルピー」が選ばれた。