プロルート丸光、大阪市内で債権者説明会 早期のスポンサー選定で再建を目指す

2023/12/12 06:30 更新有料会員限定


債権者説明会では内田社長が謝罪した

 12月5日に大阪地方裁判所へ会社更生手続き開始を申し立てたプロルート丸光(大阪市)は8日、大阪市内で債権者説明会を開いた。保全管理人に選任された山本幸治弁護士は「今後の事業については、募集しているスポンサー(事業支援者)にどう協力してもらえるのかの意向も踏まえて再建を図っていきたい。早期にスポンサーを選定し、会社再建に努力したい」と強調した。

(小田茂)

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 冒頭、内田浩和社長が「今年に入り、雇用調整助成金の不正受給、元代表2人の有価証券報告書虚偽記載での逮捕と度重なる不祥事が発生。会社の信用力が大きく低下し、売上高の低迷と財務状況の悪化を招いた。状況を改善するため新しい監査法人との契約、経営陣の刷新、資金調達に動いたが、このような事態を招いたことをおわびする」と謝罪した。

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