商品受取専用ロッカーの利用、経験者は「12.8%」

2017/04/17 06:24 更新


 ECの急成長で物流業界にゆがみが生じている。ソフトウェア開発のジャストシステムの調査によると、商品受取専用ロッカーサービスは過半数が認知しているが、「利用したことがある」人は12.8%で、前年より5.3%増にとどまった。

 受取専用ロッカーの設置希望場所は、「コンビニ」(57.1%)が最も多く、次いで「駅」(36.1%)、「スーパー」(33.8%)だった。「宅配ボックス」がある世帯は21.0%で、「自費でもいいので設置したい」人は25.4%を占めた。

 配送料については、「購入者が全額負担すべき」は23.2%にとどまり、「購入者とECが折半すべき」が48.3%、「ECが全額負担すべき」が15.4%だった。

 「ドローン宅配便」に期待している人は36.7%で、年代別では20代47.6%、30代42.0%、40代33.3%、50代24.2%。理由は「送料が安くなる」(64.7%)が最も多く、次いで「配送日数や時間の短縮」(61.6%)が挙がった。

■ECサイトの配送に関する意識調査 月に1回以上、ECサイトで買い物する20~59歳の男女900人が対象



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