アラフォー女のプリントTシャツ改造術(阿賀岡恵)

2017/08/01 16:00 更新


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 プリントTシャツって昔から大好きなアイテムなのですが、ある時を過ぎた頃から、なーんか似合わなくなってきたんですよね。目安でいうと30代半ば頃から。おそらく心身ともに自分が熟してしまい、丸みと深みをおびてきた心と身体に、この爽やかな感じと単純なパターンがマッチしなくなってしまったんですね。

 ネット検索しても、アラフォー女のロゴTやプリントTはイタい!という、グサリとくる記事はわりと目にします。しかーし、そんな一般論を気にせず自分の好きな洋服を自分らしく着こなす自由があるのは我々ファッション業界で働く人々に与えられた特権です。

 それに、Tシャツの持つ演出力や精神性はやっぱり大好き。いくつになっても、ライブTの高揚感や、何か主張があってロゴTを着ちゃうあの頃の自分のままでいたいのです。


今年のマイ・フェイバリットTシャツコレクション

 とは言え、前述の似合う似合わない問題、ここをクリアしないことには外に着ていけません。置きで見るとこんなにイカしたグラフィックもアラフォー女がそのまま着ると、朝ゴミ捨てに来たオカンみたいになっちゃうんですよね。と言うわけで、Tシャツリメイクって程でもありませんが、妙齢女子でもイイ感じで着られる私なりの方法をご紹介します。

 まずは、定番の白地T。今年はアートフォトT(白)を着たい気分なのに、ゴミ捨てオカンな私。一番問題なのは肩回りの感じです。私、服飾の学校を出ているくせにその後は服のデザインを仕事としてないので詳しいことは言えませんが、肩周辺および袖まわりの様子って、パッと見にものすごーく密接に関わっているんです。

 という事で、ジョキジョキとハサミ入れさせていただきました。ちょっとフレンチ気味にナナメにカット。これだけで、肩のモタつきが解消されたと思いません?皆さんご存知の通り、Tシャツ生地は切りっぱなしにしてもほつれてくることはありません。

 首回りもちょっと詰まり過ぎな感じがしますが、それごと切り落とすほどでもないかな、というところ。ここは、プリントの雰囲気や位置、自分のバストの大きさを考慮しましょう。

 今回は一回洗ってからブチブチッと糸が切れる音がするぐらい引っ張った程度です。もうちょい首回りが欲しい場合は、肩と首の伸び防止に本体から独立して縫い付けられているタコバインダーをリッパーで外すという手もあります。


 事務所で自撮り。後ろが散らかっててスンマセン。。。

 ロンドンで頂いてきたTHUNDERSは、色もデザインもファンキー過ぎな上に首回りもギュウギュウだったので、袖も首もスッパリぶった切らせていただきました。折ネーム部分も首ごと切り落としたので肩に移植しました。このヨーロッパのTシャツボディは生地も最高にヨタヨタで、切り口を引っ張ってもクルンとなってくれませんでしたよ。でも大好きなんです、このビロ~ン感。笑

 というわけで、いくつになっても自分らしくファッションを楽しみましょう、というお話でした。お気に入りのTシャツ着て遊びに行くぞー!



気鋭の靴下ブランドAyame’の活動記録。現在年2回、東京、パリ、ニューヨーク、ロンドンにてコレクションを発表、Made in Japanの靴下を世界に発信中 あがおか・あや/Ayame’socksデザイナー/桑沢デザイン研究所卒/2007年Ayame’設立

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