東京の商業施設のプレミアムフライデー

2017/02/26 06:54 更新


 月末の最終金曜日に仕事を早く終了することで、働き方改革と消費創出を目指す官民一体の取り組み「プレミアムフライデー」が24日、初めて実施された。東京の商業施設ではオフィス街を中心に、新たな需要を取り込むためのイベントを行った。体験型企画や複数の企業が連携した街ぐるみの取り組みも目立った。

丸の内では小池百合子東京都知事(写真㊥)が乾杯に参加
丸の内では小池百合子東京都知事(写真㊥)が乾杯に参加

 JR東日本、三井不動産、三菱地所は東京駅、日本橋、丸の内が連携したイベントを実施。各会場でキックオフイベントとして、一斉に乾杯を行ったほか、各エリアをつなぐ「プレミアムリムジン」を6台走行させた。各エリアでは独自の複数のイベントも26日まで実施。

 JR東日本は東京駅で、地方創生を目的に実施している物産展を上野、品川、新宿など他の5駅と初めて同時開催した。プレミアムフライデーにちなみ、〝ちょっといいもの〟を集めた「プレミアムマルシェ」とし、各駅でテーマを変えて実施。

 東京駅では「近隣就業者の取り込み」も狙って酒類を充実、ソムリエによるワインの販売も行った。日本橋では三井不動産、三越日本橋本店、高島屋東京店、大丸東京店などが連携した抽選会なども実施、エリア全体を盛り上げた。

東京駅ではワインソムリエも登場
東京駅ではワインソムリエも登場

 

詳細は繊研新聞2月27日付5面をご覧ください



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