信用交換所によると、婦人靴下卸売、スタジオ・ポアック(大阪市、辻本憲之代表)は24日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日監督命令が下りた。負債は約16億8600万円。
同社は婦人靴下を中心にインナーウェアなどを扱い、量販店を中心に専門店などに販売し、13年5月期には年商約16億円を計上していた。その後は同業他社との競合などから減収傾向となり、赤字となる期が発生するなど苦戦していた。こうしたなか、親会社のTSBホールディングスが経営不振から破産を申し立てる事態となり、連鎖する形で今回の措置となった模様。
関連会社の辻商、TSBホールディングスは同日、同地裁へ自己破産を申請している。3社合計の負債は約81億2700万円。