《「ピッティ・ウオモ」にみる海外展示会の活用方法㊥》ドゥ・ワン・ソーイング土井社長に聞く

2024/07/26 06:30 更新会員限定


ピッティ・ウオモの「ドイホーコーショ」のブース

 海外の展示会に出展して実際に成果を出せるのだろうか。ピッティ・イマージネ・ウオモに「ドイホーコーショ」として初出展したドゥ・ワン・ソーイング(東京)は、1952年にドレスシャツ専業の縫製工場として創業、パターンメイドシャツのパイオニアとして日本市場で数多くのテーラーなどに向け製造している。展示会出展前と後に土井順治社長に話を聞いた。

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まずは展示会での経験

 日本経済の低迷及び少子高齢化による市場縮小もあり、海外販路を開拓しようと日本やアジアへの影響力のあるピッティへの出展を決めた。

 国内では自社のオーダーシステムを展開するが、海外向けのオーダーメイドは困難と考え、既成のドレスシャツに加え、様々なスタイルのサンプルを準備。小ロットでの対応可能な既製品ブランドのドイホーコーショや、オーダーシステムを使った細やかな対応が可能なシャツ工場のアピールを予定していた。

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