「日本で最もワーク・ライフ・バランスが取れている企業でありたい」。そう語るのは、10月1日にパタゴニア日本の支社長に就任したマーティ・ポンフレー氏だ。環境問題の解決とともに、社員の働き方にも配慮した経営を進めるという。繊研新聞の単独取材で話した。
12月から第3金曜日を休日とし、直営店も月に一度、定休日を設ける。フレックス制やリモートワーク、子持ち共働き社員へのケアなどにも積極的に取り組む。
「一人の働く者として考えると、1カ月に一度、3連休があればリフレッシュできるし、結果的に生産性が高まる。人は余裕がないとバーンアウトしてしまう」と話す。