猛暑のパリは後半戦へ(小笠原拓郎)

2017/06/23 20:03 更新


 暑い。本当に暑い。パリがこんなに暑いのは何年振りなのだろう。最高気温36度となると、もうファッションも諦めの境地となる。デザイナーに敬意を払って、最新のファッションでコレクションに臨む。そんな姿勢が揺らいでしまう日々です。

 そんな猛暑のパリ・メンズコレクションですが、3日目にしてやっと気温も下がってきました。3日目はジュンヤワタナベのショーからスタート。招待状はダンボールにプリントされている。さてさて、どんなコレクションになるのでしょう。

 読者のみなさんはお気づきかもしれませんが、今シーズンからコレクションのレビューの書き方を少し変えています。これまでより、もう少しコレクションの背景のようなものまで書ければと思っています。ただ、やはりそこは時間との戦いなので、どこまで書けるのか難しいところ。さて、パリ後半戦どうなりますか。

【関連記事】18春夏パリメンズ 見飽きたスポーツmixに新風

【イベント】小笠原拓郎が語る「ファッションとジャーナリズム」



おがさわら・たくろう 20年近く国内外のデザイナーコレクションを取材してきた記者が、独自の視点でクリエーションを品定め。たまに得意の料理も披露します



この記事に関連する記事