51歳になった自分のご褒美に(小笠原拓郎)

2017/07/22 09:00 更新


51歳になった自分へのご褒美として、同郷の後輩でフィレンツェで頑張る靴職人の深谷秀隆さんのところで靴をオーダーしました。

今までスーツをオーダーしたことはあるけれど、靴は初めて。いくつになっても勉強です。もっとこうすれば良かった。次回はこういうのを作りたい。そんなやり取りを通じて、より自分らしいものを生み出す。それが誂(あつら)えという文化だと思います。

誂えるっていうことは、最もラグジュアリーな行為です。そして、そんな文化を担う職人として、日本から飛び出してフィレンツェに根付いた人たちに東京からエールを贈りたい。そんな気持ちです。

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おがさわら・たくろう 20年近く国内外のデザイナーコレクションを取材してきた記者が、独自の視点でクリエーションを品定め。たまに得意の料理も披露します



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