渋谷パルコ（地下1階～地上10階）は4階を大型改装し、11月3日にオープンする。デザイン・設計事務所のDAIKEI・MILLSを中心とした遊休施設などの活用プロジェクト「SKWAT」（スクワット）とグラフィックデザイナーの加瀬透氏との取り組みを拡大し、「新しい商業施設のあり方」と「サステイナブル（持続可能な）」をテーマに、ビンテージ商品、インテリア、アートなどを集積した売り場を作る。他の新店と合わせ、同階全体をサステイナブルを主力テーマにしたフロアにし、館の独自性と発信力を高める。
SKWATと加瀬氏との共同によるサステイナブルをテーマにした同階の改装は、2月25日に第1弾を実施。ファッション店があった3区画を1区画を統合し、再利用可能で、可動式の什器を使った複数のブースで構成するマーケット型の売り場「SKWAT4202122」を新設、ビンテージ商品のECモール「VCM」が運営し、複数のショップを定期的に入れ替える売り場「VCMマーケットブース」を導入した。今回の改装で拡大し、「SKWAT419202122」とする。VCMが運営し、ビンテージ商品だけでなく、ビンテージと親和性のあるブランドやアーティストによる作品を期間限定で販売するギャラリースペース「VCMギャラリー」を設ける。
