8月2日は「パンツの日」 関連イベント続々

2018/08/02 06:29 更新


 8月2日は、「パンツの日」。毎日の生活に欠かせないものながら、地味な存在のパンツへの意識を高めようと、インナーブランドや売り場では関連イベントを開いている。

 そごう・西武の婦人インナー売り場は1日、各店でショーツを集積した特設売り場を立ち上げた。先行してスタートした西武池袋本店では、カジュアル、コンフォート、セクシーに分類した特設売り場を設け、POP(店頭広告)も活用して訴求を強化。2日にはパンツを購入した人に〝パン〟をプレゼントする。期間限定出店するデリケートゾーンのケアコスメ「イロハ」にちなみ、5日にランジェリー、恋愛、デリケートゾーンのケアをテーマにしたトークショーを予定している。

西武池袋本店にはショーツを集積した特設コーナーを設置

 ワコールはウェブストアでストアスタッフによるパンツにまつわるエピソードを公開しているほか、パンツに関連する記事も掲載している。ホームページで毎月テーマを設けて発信する「ワコールスタイル」も8月はパンツがテーマだ。

 ピーチ・ジョンは、〝パンツ星のパンツ王子〟をパンツへの関心を高めるキャラクターとして活用し、オンラインでは王子とともにパンツの知識を学ぶ「パンツ検定」(7日まで)、ピーチ・ジョン・ザ・ストア新宿三丁目店では7月29日に地球人に姿を変えたパンツ王子が来店し、記念撮影やクリスピー・クリーム・ドーナツを配布するイベントを実施した。SNSで拡散し、通常の日曜日を大幅に上回る830人が来店した。

ピーチ・ジョン新宿三丁目店には7月29日に〝パンツ王子〟が来店

 メンズアンダーのTOOT(トゥート、東京)は、「パンツについて改めて考える啓蒙(けいもう)活動」を、東京・中目黒と大阪・梅田の蔦屋書店との協業で開催している。両店では「パンツの日ブックフェア」としてパンツに関連した書籍とともにトゥートのボクサーパンツを販売。枡野恵也トゥート社長と識者によるトークショーもある。

■平均所有枚数は9.9枚

 トリンプ・インターナショナル・ジャパンによると、女性のショーツの所有枚数は平均9.9枚。10枚と回答した女性が2割強、7~10枚で全体の4割を占める。ショーツの年間購入枚数は、平均4.1枚。「3枚」(23.1%)、「5枚」(20%)が多く、「10枚以上」も9.3%いた。




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