22年度(23年2月期)の業績が順調な推移を見せるパルグループホールディングス。23年は、引き続き大型店の開発に注力する。持続的な成長を視野に、ベースアップも計画している。
積み重ねが奏功
――22年度は過去最高の売り上げになる勢いだ。
地味ですが、コツコツとノウハウを積み上げてきたことが、厳しい時期においても功を奏したと考えています。SPA(製造小売業)化をはじめ、社員の評価制度、変形労働時間制の導入など、数々の改革を進めてきました。
例えば社員の評価制度は、上司が部下を評価するだけでなく、部下も上司を評価する画期的なものです。ECについてもこの評価制度をアレンジしました。変形労働時間制についても適材適所の人員配置が進み、結果的に人件費も削減できました。どれも軌道に乗るまで2、3年かかりましたが、体質化しました。
――ライフスタイル提案強化、大型店開発の進捗(しんちょく)状況は。
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