パル「チャオパニックティピー」好調

2015/06/26 06:41 更新


 パルのファミリー向け「チャオパニックティピー」が売り上げを伸ばしている。3~5月は既存店ベースで客数が前年同期を維持、客単価は前年を上回った。キッズの売り上げ構成比が前年をやや上回るようになっており、秋冬物ではオリジナルのランドセルを販売するなど、キッズ向けの提案を強める。

 同ブランドは30、40代を中心ターゲットに、親子ペアを含めて子供服も扱う。春夏はとくにキッズの売れ行きが好調で、売り上げ構成比が1割弱に高まった。5月の連休に打ち出した「きかんしゃトーマス」との協業商品などが好評で、集客に寄与した。

 今春夏からはメンズでスポーツライン「ルー・バイ・チャオパニック」の販売も開始。秋冬からはウイメンズも加える。アパレルだけでなく、秋冬は自転車も販売する。

 春の出店は6店で退店はなく総店舗数を44店にした。出店の引き合いが多く、秋も春と同様の出店を計画する。西日本に比べ、東日本の店舗が少ないが、秋は東への出店が多くなる。

 秋冬で販売するオリジナルのランドセルは3色展開で、7月から店頭で予約を受け付ける。赤色の裏地には花柄、黒の裏地にはボーダー柄というようにファッションブランドらしいデザインを盛り込み、ファスナーポケット部分に刻印もする。5万9000円。

 14年秋冬に販売して人気だったアキレスのジュニア用スポーツシューズ「瞬足」との協業商品も新色を打ち出す。



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