大阪・心斎橋に〝にぎわい〟が戻ってきた。心斎橋筋商店街の通行量は、まだコロナ禍前実績に届いていないものの、国内客、インバウンド(訪日外国人)ともに来街者数は着実に増えている。以前よりも来街客層が多様化しているのが特徴とみている商業関係者は多い。今後のさらなる来街者増を見込んだ新規出店も増え始めた。メインストリートである御堂筋、心斎橋筋の路面店の空室率は急速に低下し、下落していた賃料はすでに上昇に転じている。ターミナルではない〝わざわざ立地〟である心斎橋地区が店と人を引き付けている。
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