大丸大阪・心斎橋店と心斎橋パルコが〝攻め〟の施設運営に動いている。既存顧客に加えて、インバウンド(訪日外国人)客や国内観光客の来街が急速に増えるなか、それぞれの顧客層をさらに呼び込む。
(吉田勧)
「プラスに働きそうなことが比較的多く、うまく攻めていけば右肩上がりの可能性が高い。攻めに転じることが効果を生むエリア」。そう語るのは、小室孝裕大丸松坂屋百貨店執行役員大丸大阪・心斎橋店長。かつて免税売上高が全国トップだった同店は、今後の大阪・関西万博などを見据え、インバウンドおよび持ち味の富裕層対応と「エリア連携」をさらに強化する。
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